唾液について

唾液の役割は?

唾液は免疫力と殺菌力を持っています。外からの異物から守ってくれています。
虫歯や歯周病も予防してくれますし、若返りの力もあると言われています。
唾液が多ければ胃酸も薄まり胃が保護されます。
その大切な唾液が少ないとはどういうことでしょうか?

唾液の減少

食後には胃腸が消化吸収するため唾液の検査をして正常量の唾液を出せる人はほとんどいません。
多くの方がドライマウスです。
1分間に1ccが正常と言われていましたが、合格する人はわずかです。
3分の1から5分の1という人も多いです。

唾液の色は?

赤ちゃんのよだれは何色でしょうか?色があるでしょうか?
では今の私たちの唾液は透明でしょうか?
当たり前だと思うでしょうが一度透明なコップに唾液をためて見てください。白く濁っていませんか?
当院ではよく唾液検査をしますが、ほとんどの人が白く濁っています。
数分で濁っていたものが沈殿し試験管の下に白く溜まります。

唾液を白くし、沈殿するのは何でしょう?

化学調味料、薬、化学薬品などにより破壊された大切な物の残骸です。
それは取り込んだ酸素の残骸です。口、鼻だけでなく皮膚呼吸、口の中の粘膜も呼吸しており、歯も爪も呼吸しています。
取り込まれた酸素は身体中の細胞に運ばれるはずなのに破壊され唾液に出ています。まさしく今の唾液は沖縄のサンゴが死んで白化し、それが細かく砕かれたような状態です。
もう私たちは透明な唾液が出せなくなっています。
当然免役も低下しています。


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